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    News    2007年 現場システム 
事務作業を大幅軽減
販売 データ
営業員が直接入力

青果卸では、事務作業の合理化を進めている。
長印市川青果(和田孝久社長、千葉県市川市公設地方卸売市場)では、販売結果の入力は女性事務員やパートなどが担当していたが、全て営業員が自分で入力する方式に改めた。
コスト削減と労力軽減を図りながら、その日の売上げなどは午後一時半までに集計。営業員は本来の業務である営業を強化する。
「四度手間」の改善へ  
冬炫龍がシステム構築  以前は、営業員は八時前後に現場から事務所にあがり、手書きの販売結果を、入力担当者にも分かるよういちいち書き直していた。その伝票整理などに昼すぎまでかかっていたうえ、入力にも七~八人を割いていた。  
しかも、「書き直しても、やはり間違いは発生していた」(川島和博・総務部長)ため、その修正も考えれば二度手間どころか、三度手間、四度手間という状況。さらに、全体の売上げが出るのも午後四時頃と遅く、その後でないと請求書発行などはできない。労力負担が多く、残業代もかかっていた。  
このため、青果流通業者のシステム構築を手掛ける冬炫龍(渡辺博子社長、東京都千代田区)に現状の改善を依頼。昨年十一月から営業員(一七名)全員が販売結果を自分で入力する方式を採用するとともに、そのデータは社内全体にオープンにした。
データはオープン化  担当外品目にも対応  当初はベテラン社員が対応できるか不安だったが、五十八才の最高齢者までスムーズに対応。昼過ぎまでかかっていた営業員の事務作業が、平均十一時前後に終了。しかも、慣れれば入力作業の方が楽で、数字の間違いも大幅に減少している。  
全体の売上げが出るのも早まり、コスト負担も軽減。それまでの入力担当者は、最終チェックなどだけを行えばよくなったため、現在は二名まで削減された。  
営業員は、毎日午後から商談に行くことが可能に。
また、データがオープンのため、
  「担当品目以外の値段の問い合わせにも、お客様を待たせず、その場で回答できるようになりました。翌日の価格を入力しておけば、よほど問題が起こらない限り、販売を代わってもらうこともできます」
  (山下千歳勢・野菜部課長代理)という。
農経新聞 2007年3月5日 記事より